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アホウドリ:ヒナ、ロシア・カムチャツカに 小笠原・聟島から追跡

 噴火による絶滅を防ぐため伊豆諸島・鳥島から小笠原諸島・聟(むこ)島に運ばれた国の特別天然記念物アホウドリのヒナが巣立ちから約1カ月後、約3900キロ離れたロシア・カムチャツカ半島周辺などに到着した。事業に取り組む山階鳥類研究所(千葉県我孫子市)が今月3日発表した。

 研究所は、移送したヒナ10羽のうち5羽の背中に位置を知らせる太陽光発電パネル付きの発信器(重さ22グラム)を装着し、行動を追跡した。

 その結果、装置の故障などで1羽が追跡不能になったが、4羽が6月30日現在でカムチャツカ半島やアリューシャン列島などに達したことが分かった。この間、昼夜を問わず最高時速約40キロで飛び続けたという。

 ヒナ10羽は2月に鳥島から南へ約350キロ離れた聟島にヘリで運ばれ、人工飼育されて5月19~25日に巣立った。(「毎日jp」2008年7月4日付記事より転載)

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