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コウノトリ:巣立ち 兵庫→長崎・佐世保、637.5キロの旅

 兵庫県豊岡市の県立コウノトリの郷公園は今月27日、同市の人工巣塔から6月22日に巣立ちした雌のコウノトリの幼鳥が、長崎県佐世保市で確認されたと発表した。豊岡市からの飛行距離は637・5キロ。これまでで最も遠くで見つかった。

 日本野鳥の会長崎県支部の中山恵美子さん(57)が同15日、里山に近い水田で見つけて撮影。足輪などから同公園が確認した。

 このコウノトリは8月3日を最後に豊岡市内で姿が見えなくなり、4日に兵庫県篠山市、11日に同県猪名川町で確認されていた。

 中山さんは「食欲旺盛でバッタやカエルを食べて元気な様子だった。17日まではいた」と話した。

 同公園は「渡り鳥の習性で飛んで行ったのではないか。大陸へ渡る可能性もあり、韓国、中国の研究者に連絡して見守りたい」としている。(毎日新聞2008年8月28日付朝刊より転載)

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