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ノーベル物理学賞:南部、益川、小林3氏の略歴

 ノーベル物理学賞の3氏略歴

 南部陽一郎氏(なんぶ・よういちろう) 1921年東京都出身。旧制第一高に学び、42年に東京帝国大(現東京大)理学部物理学科を卒業。同大学の研究員、助手を経て49年に大阪市立大助教授、50年には29歳で同大教授に就任した。

 52年、朝永振一郎氏(故人、65年ノーベル物理学賞)の推薦で米プリンストン高等研究所に留学した。56年にシカゴ大助教授、58年同大教授。70年に米国籍を取得した。91年からシカゴ大名誉教授。大阪市立大名誉教授でもある。

 78年に文化勲章を受章。82年には米科学界最高の栄誉といわれる国家科学メダルを受賞。94年にはノーベル賞に次ぐ国際的な賞といわれるイスラエルのウォルフ賞、05年5月には米国のベンジャミン・フランクリンメダルも受けた。

 益川敏英氏(ますかわ・としひで) 1940年、名古屋市生まれ。同市立向陽高から名古屋大理学部に進学。湯川秀樹の中間子論を発展させた坂田昌一博士(故人)のもとで素粒子論を学んだ。67年同大助手、70年京大理学部助手。80年、京大基礎物理学研究所教授に就任し、97年同所長。03年4月から京都産業大理学部教授。京都大名誉教授。京都市在住。

 小林誠氏(こばやし・まこと) 1944年、名古屋市生まれ。愛知県立明和高校から名古屋大理学部に進学。大学院で坂田研究室に入り、素粒子論を学んだ。72年京大助手となり、79年に文部省高エネルギー物理学研究所(現高エネルギー加速器研究機構)助教授、85年教授。06年3月に退任し、現在同機構名誉教授、日本学術振興会理事。茨城県つくば市在住。

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 「小林・益川理論」は73年に両氏の共著論文として発表。この業績で両氏は、79年仁科記念賞、85年学士院賞、米国物理学会J・J・SAKURAI賞、07年欧州物理学会高エネルギー・素粒子物理学賞を共同受賞。01年にともに文化功労者。(「毎日jp」2008年10月8日付記事より転載)

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