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主要企業アンケート:「景気悪化」急増83%

 毎日新聞が2008年末、全国の主要企業121社を対象に行ったアンケートで、景気の現状について83%(100社)が「悪化している」と回答した。1年前の2007年末の調査では「悪化」はゼロ、2008年7月の調査でも4%にとどまっており、昨年9月の米大手証券リーマン・ブラザーズ破綻(はたん)に端を発した世界金融危機が、企業の景況感に大きな影を落としたことが浮かび上がった。

 アンケートは12月上~中旬に実施した。景気の現状については、残る17%も1社を除いて「緩やかに悪化」と答えており、ほぼすべての企業が厳しい現状認識を示した。2009年の経済見通しも「悪くなる」が85%に達した。「現状並み」は13%で、「良くなる」と回答した企業はなかった。2007年末の調査では、2008年の景気見通しについて27%が「良くなる」と回答、「悪くなる」の11%を上回っており、この1年間での景況感の急速な悪化ぶりをうかがわせた。

  日本経済の懸念材料を三つまで挙げてもらったところ、「米国経済の先行き」が98社と最も多かった。金融危機収束の兆しがないうえ、米自動車大手3社(ビッグ3)の再建の行方が不透明なことも響いたとみられる。「個人消費の停滞」73社、「円高」48社、「中国など新興国経済の先行き」35社が続いた。

 景気の回復時期については「2010年上半期」が41%と最多。次いで「2010年下半期」の24%、「2009年下半期」の22%。「2009年上半期」はゼロで、「景気の反転は当面、難しい」というのがほぼ共通認識になっている。(毎日新聞2009年1月4日付朝刊より転載)

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