大阪WTC:橋下知事「大阪再生の起爆剤」 平松市長「60億円の開き悩む」
大阪府、大阪市と経済団体が主催する「大阪新年互礼会」が今月5日、同市内のホテルで開かれた。市の第三セクタービル「大阪ワールドトレードセンタービルディング」(WTC)への府庁舎移転について、橋下徹知事が「人、モノ、金を動かし大阪再生の起爆剤にしたい」と意気込んだのに対し、平松邦夫市長は、ビルの鑑定額に府市間で約60億円の開きが出たことに触れ「どうするか悩んでいる。市民負担を少なくするのが私の使命だ」と慎重な姿勢を見せた。
報道陣の求めに応じ、橋下知事は新年の抱負として色紙に「動」と書き込み、「(WTCへの移転に)どれだけ経済効果が期待できるか。自治体にはばらまく財源もない。動かして効果を出したい。府民も市民も求めているのは変化ですから」と訴えた。一方、平松市長は「市民協働」と書き、「市民と行政が一緒に動く時代が来た。一歩ずつ前に進む年に」と、放置自転車対策など地道な課題に取り組む姿勢を強調した。(毎日新聞2009年1月6日付朝刊記事より転載)
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