◇プロ野球(今月12日)
○阪神1-0広島●(甲子園球場)
阪神が今季3度目のサヨナラ勝ち。両チーム無得点の九回、金本が左越えソロを放った。捕手・狩野が「どの球も良かった」と絶賛した先発・下柳は6年ぶりの完封で今季3勝目。広島は先発・大竹が8回無失点と好投したが、九回の継投が裏目。打線も下柳の前に沈黙した。
▽阪神・真弓監督 下柳になんとか勝ちをつけたいと思っていた。ここを取ったのは本当にはずみがつくと思う。
▽広島・ブラウン監督 2安打ならチャンスすら作れない。これで勝つのは難しい。(九回の継投は)コーチと相談して決めた。(大竹の)球数(119球)のこともあった。
◇阪神・金本、勝利への執念でサヨナラアーチ呼び込む
緊迫した場面でなぜ活躍できるのか。そう問われた金本の答えは「ただ勝ちたいだけです」。0-0の九回裏、先頭の金本の当たりは浜風に乗って左翼席へ。球団通算7000号というおまけもついたサヨナラアーチが、甲子園を歓喜と興奮に包み込んだ。今季3度目のサヨナラ劇はすべて金本が決着をつけている。「ホームランは狙ってなかった」とは言うものの、ここぞという場面で打つ、金本の真骨頂だ。
勝利への執念が、けがだらけの41歳を駆り立てる。4月の月間MVPに選ばれた際には、5割に満たないチーム状態の中でも「僕らは優勝しか考えていないので、2位3位の考えはまったくない」と言い切った。
勝利へのこだわりは、先発・下柳も同じだ。今季初めて9回を投げきり、2003年8月29日以来の完封勝利を手にした40歳は「完封はどうでもいい。チームが勝てたことが一番」と自身の記録に関心をまったく示さない。
その下柳は制球がさえ、9回まで2安打無失点と完ぺきな内容。守備についている間、金本は「シモわりぃ(下柳悪い)、シモわりぃ」と思っていたという。チームのために投げ続ける下柳を打線が援護できなかったからだ。そんな男気がサヨナラアーチを生んだ。今後の抱負を聞かれ、「形はどうあれ勝つだけです」と金本。阪神は40代が一番熱い。(中略)
◇球団通算7000本塁打=プロ野球7球団目 阪神が同12日の広島戦(甲子園)の九回、金本が左越えサヨナラソロを放って達成。初本塁打は1936年5月4日のセネタース戦で藤井勇が記録した。(「毎日jp」2009年5月13日付記事より転載)
私の一言:記事本文にもあるとおり、阪神タイガースは本当に「40代が一番熱い」と思います。あと矢野選手が「復帰」してくれれば言う事ないですね。
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