視覚障害のある人にとって安全な駅ホームとは?可動式柵が有効
毎日新聞2009年12月9日付朝刊(大阪版)「安心 安全ナビ」というコーナーでこんな記事を見つけました。
「「転落する瞬間、体がフワッとして、次に激痛に襲われました」。NPO法人「視覚障害者サポート・ゆい」(東京都)理事長で全盲の織田洋さん(55)は、今もその恐怖感を覚えている。」
「1984年春、埼玉県内の私鉄駅のホーム。昼下がりに電車に乗ろうと白状(はくじょう)で歩いていた時、込み合うホームで学生を避けようとして転落した。左足と腰椎(ようつい)を骨折し5カ月の入院を余儀なくされた。」
「こうした、視覚障害者が駅ホームから転落したり、電車に接触して死傷する事故が絶えない。昨年(2008年)12月には、大阪市の阪急電鉄三国駅のホームで、笑福亭伯鶴(はっかく)さんが電車に接触し、一時意識不明の重体になった。」
「子どもや高齢者を含め、安全のために有効なのが可動式ホーム柵だ。2006年施工のバリアフリー新法に基づく国土交通省の省令では、一定の条件に合う新設駅でのホーム柵設置を義務付けるが、鉄道会社によって状況に差がある。(中略)」
「視覚障害者の事故防止には、白状でホームの内側と線路側を判別できる凸型の「内方線(ないほうせん)」も有効だ。京阪電気鉄道が「内方線は費用対効果が高く、より安全な駅を目指したい」と、今年度中に全86駅に敷設するなど積極的な事業者がある一方で、全国の駅の敷設率は14、8パーセントにとどまる。阪急三国駅では伯鶴さんの事故を受けて敷設された。」
「織田さんは「内方線と可動式ホーム柵の推進と共に、駅員を手厚く配置し、乗客の命を第一に考えてほしい」と訴える。」
京阪電鉄は上記の記事内容において「優秀だな」と思いました。「内方線」の写真は、同新聞に掲載されています(「著作権保護法」の関係でここでは掲載しません)。











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