ニュース(北京パラリンピック)

パラリンピック:北京で閉会式 夢と課題、ロンドンへ

 第13回夏季パラリンピック北京大会は17日、当地の国家体育場で午後8時(日本時間午後9時)から閉会式を行い、12日間の熱戦の幕を閉じた。式典では大会旗が次回(2012年)開催地のロンドンへ引き継がれ、8月8日の五輪開幕から1カ月余りに及んだ北京での一大スポーツイベントが終了した。

 日本は17日午前の陸上男子マラソン(車いすT52)で上与那原寛和(沖縄)が2位、前回アテネ優勝の高田稔浩(福井)は3位に入った。「T54」のクラスでも笹原広喜(大分)が銀メダル。視覚障害のクラスでは前回アテネ大会覇者の高橋勇市(東京)が16位に終わった。今大会の日本の獲得メダルは計27個(金5、銀14、銅8)となり、前回の計52個(金17、銀15、銅20)から大きく減少。国別獲得金メダル数はアテネの10位から17位に後退した。(以下省略)(「毎日jp」2008年9月18日付記事より転載)

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パラリンピック:男子マラソン車いすで上与那原、笹原が銀

 最終日を迎えた北京パラリンピックは今月17日、陸上男女マラソンが北京五輪と同じ天安門広場-国家体育場のコースであった。車いすで日本勢は男子のみが出場し、T52で上与那原寛和(沖縄)が1位と3秒差の1時間40分10秒で2位、高田稔浩(福井)が1時間40分20秒で3位に入った。男子車いすT54では笹原広喜(大分)が1位と同タイムの1時間23分17秒で2位に入った。高田は連覇はならなかったが、四百、八百メートルの銀に続いて今大会三つ目のメダル獲得。

 視覚障害のクラスはアテネ覇者の高橋勇市(東京)が日本勢最高の16位、新野正仁(静岡)は19位、加治佐博昭(神奈川)は21位。

 今大会の日本の獲得メダルは27個(金5、銀14、銅8)となった。種目数が約1割減少したこともあり、過去最多だった前回の52個(金17、銀15、銅20)を下回った。(「毎日jp」2008年9月17日付記事より転載)

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パラリンピック:伊藤が金、高田は銀 陸上車いす男子八百

 北京パラリンピックは第11日の今月16日、陸上男子八百メートル(車いす)決勝があり、伊藤智也(三重)が1位、高田稔浩(福井)が2位に入った。上与那原寛和(沖縄)は4位だった。予選で世界記録をマークして全体の1位で突破した伊藤は四百メートルとの2冠。予選3位で四百メートル銀の高田は2大会通算6個目のメダル。男子走り幅跳び(切断など)では山本篤(静岡)が銀メダルを獲得した。

 日本の金メダルは5個目で、前回アテネの11個を大幅に下回っている。
(「毎日jp」2008年9月16日付記事より転載)

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パラリンピック:車いすテニス国枝が金 陸上百の八巻も銀

 北京パラリンピックは第10日の今月15日、車いすテニスの男子シングルス決勝で、第1シードの国枝慎吾(千葉)がオランダ選手を破って優勝した。07年に史上初の4大大会制覇を達成した国枝は、パラリンピックで初の頂点を極めた。日本勢の金メダルは今大会4個目。

 陸上女子百メートル(車いす)で八巻智美(福島県)が21秒00で2位となり、二百メートルに続く銀メダルを獲得。田中照代(愛知県)が3位に入った。

 競泳の女子五十メートル自由形(運動機能障害S6)は奈良恵里加(群馬)が5位。同S5では、過去3大会で金メダル通算15個の成田真由美(神奈川)が決勝に進んだが5位にとどまった。クラス分け変更が響き、初めてメダルなしに終わった。

 車いすバスケットボール女子の3位決定戦で日本はオーストラリアに苦杯を喫し、00年シドニー大会以来の銅メダルを逃した。男子もドイツに屈し7位。アーチェリー男子団体の日本は3位決定戦でイタリアに敗れた。

 ○…車いすバスケットボール女子の日本は2点差まで詰め寄る場面もあったが、2大会ぶりの銅メダルはならなかった。「体格差で内側に入ってもはじき出されてしまった」と岩佐監督。だが、前回アテネの5位は上回った。チーム最多得点の網本は「もっとシュートを決めないと。自分自身の守備もしっかり磨きたい」。19歳は4年後に向けた課題を挙げた。(「毎日jp」2008年9月16日付記事より転載)

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パラリンピック:車いすテニス国枝が金 陸上百の八巻も銀

 北京パラリンピックは第10日の15日、車いすテニスの男子シングルス決勝で、第1シードの国枝慎吾(千葉)がオランダ選手を破って優勝した。07年に史上初の4大大会制覇を達成した国枝は、パラリンピックで初の頂点を極めた。日本勢の金メダルは今大会4個目。

 陸上女子百メートル(車いす)で八巻智美(福島県)が21秒00で2位となり、二百メートルに続く銀メダルを獲得。田中照代(愛知県)が3位に入った。

 競泳の女子五十メートル自由形(運動機能障害S6)は奈良恵里加(群馬)が5位。同S5では、過去3大会で金メダル通算15個の成田真由美(神奈川)が決勝に進んだが5位にとどまった。クラス分け変更が響き、初めてメダルなしに終わった。

 車いすバスケットボール女子の3位決定戦で日本はオーストラリアに苦杯を喫し、00年シドニー大会以来の銅メダルを逃した。男子もドイツに屈し7位。アーチェリー男子団体の日本は3位決定戦でイタリアに敗れた。

 ○…車いすバスケットボール女子の日本は2点差まで詰め寄る場面もあったが、2大会ぶりの銅メダルはならなかった。「体格差で内側に入ってもはじき出されてしまった」と岩佐監督。だが、前回アテネの5位は上回った。チーム最多得点の網本は「もっとシュートを決めないと。自分自身の守備もしっかり磨きたい」。19歳は4年後に向けた課題を挙げた。(「毎日jp」2008年9月16日付記事より転載)

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パラリンピック:河合が競泳五十自由で銀 円盤の大井は銅

 北京パラリンピックは第9日の今月14日、競泳の男子五十メートル自由形(視覚障害)の河合純一(静岡)は、4連覇は逃したものの銀メダルを獲得。92年バルセロナから5大会での通算獲得メダル数が21個(金5、銀9、銅7)と伸ばして、成田真由美(神奈川)の20個を抜いて日本選手の最多記録となった。男子百五十メートル個人メドレー(運動機能障害)の鈴木孝幸(静岡)が銅メダルで、今大会2個目のメダルを得た。

 陸上の男子円盤投げ(車いす)の大井利江(岩手)は銅メダルで、前回アテネ大会の銀に続くメダル獲得。開会式で日本選手団の旗手を務めた男子走り高跳び(切断など)の鈴木徹(山梨)は5位だった。男子八百メートル(車いす)予選で、伊藤智也(三重)が1分52秒31の世界新記録を出し、決勝に進んだ。

 車いすテニス男子ダブルスの国枝慎吾、斎田悟司組(千葉)は3位決定戦に勝ち銅メダルを獲得した。(「毎日jp」2008年9月15日付記事より一部転載)

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パラリンピック:競泳の男子五十バタで小山恭輔が銀メダル

 第8日の今月13日、競泳の男子五十メートルバタフライ(運動機能障害)決勝で小山恭輔(東京)が31秒01の2位で銀メダルを獲得した。百メートル背泳ぎ(視覚障害)決勝の河合純一(静岡)は4位に終わった。車いすテニス男子シングルス準決勝で第1シードの国枝慎吾(千葉)が第6シードのオランダ選手に勝って15日の決勝に進出を決め、銀メダル以上を確定させた。国枝は斎田悟司(千葉)と組んだダブルス準決勝ではスウェーデンのペアに敗れた。(「毎日jp」2008年9月14日付記事より転載)

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北京パラリンピック:自転車 石井、藤田が銅--男子ロード

 疲労困憊(こんぱい)で座り込んでいた石井は、班目(まだらめ)監督から「3位」の知らせを聞くと目を輝かせて歓声を上げた。9日に日本勢で今大会金メダル第1号に輝いた35歳が、自転車男子ロードタイムトライアルでも3位に入り、3個目のメダルを獲得した。

 今大会は金メダルを手にした千メートルタイムトライアルに照準を定めていた。24・8キロのロードタイムトライアルは「(練習で)やったことが少しは生きてくるから、と言われていた」程度。欧州勢の後半の強さに「本当に強い」と苦笑いしたが、得意といえない舞台でも最後まで踏ん張りきった。01年に障害を負うまでは競輪選手だった。目前のレースへ「集中することだけを心掛けている」と話す。気持ちを高め、最大限の力を発揮できるのは長年のプロ経験があってこそだろう。【共同】(「毎日jp」2008年9月13日付記事より転載)

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パラリンピック:陸上の男子四百で伊藤がV…車いすT52

 北京パラリンピックは第7日の今月12日、国家体育場などで各競技を行い、陸上の男子四百メートル(車いすT52)決勝で、伊藤智也(三重)が57秒25の大会新記録で優勝。連覇を狙った高田稔浩(福井)が2位に入った。今大会で日本勢が獲得した金メダルは3個目。

 自転車男子ロードタイムトライアル(24.8キロ)で、脳性まひのクラスで石井雅史、運動機能障害のクラスでは藤田征樹(以上神奈川)が、銅メダルを獲得した。ともに今大会3個目のメダル。

 車いすテニス男子シングルス準々決勝で、第1シードの国枝慎吾(千葉)はスウェーデン選手にストレート勝ちしてベスト4入り。

 車いすバスケットボール女子は、1次リーグ全勝の日本が英国を降して準決勝に進出。車いすラグビーで、日本は前回準優勝のカナダと対戦し、初戦を落とした。ゴールボールの女子は初勝利を挙げた。

 日本のメダル総数は2ケタになった。
(「毎日jp」2008年9月13日付記事より転載)

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北京パラリンピック:陸上 伊藤「金」、高田「銀」--四百

 ◇小谷謙二

 (陸上八百メートルT54で、前夜の予選時に転倒。救済措置で準決勝に進んだが敗退)スタートが遅すぎた。大きなけがもなくコンディションも悪くなかった。だが、最後のコーナーで前の選手が競り合っているのを見て、転倒が頭をよぎって前に行けなかった。

 ◇12歳娘へ「パパはこんなこともできる」

 日本のベテラン2人が鮮やかな「ワンツーフィニッシュ」を飾った。長距離種目から転向した45歳の伊藤と、四百メートル前回大会覇者の43歳の高田が、掲揚塔に2枚の日の丸を掲げた。

 伊藤は後続を寄せ付けなかった。200メートル過ぎから次第に順位を上げ、ラスト100メートルは独走状態。最後は2位高田に3秒以上の大差をつけた。前回アテネでは五千メートルとマラソンでともに4位。昨年9月に「パラリンピックに再挑戦しようと思ったら、選考会が残っていたのが四百メートルと八百メートルしかなかった」と、中距離種目狙いに転向。98年に筋肉の難病を発症して車いすでの生活となったが、長距離では届かなかったメダルに「いろんな方々に支えていただいたおかげ」と満面の笑みを見せた。

 高田はアテネのマラソンを含む中長距離種目で、金3個を含むメダル4個を獲得した。今大会では精彩を欠いていたが、決勝は伊藤を懸命に追って予選に続いて自己ベストを更新。「前回に比べ、12歳の次女が障害のある自分との違いを意識し始めた。その中で『パパはこんなこともできるんだ』と知ってほしかった」。父の意地を見せた銀メダルだった。(「毎日jp」2008年9月13日付記事より転載)

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