年末発売の新型OS、ウィンドウズ7の特徴は?

 ◆年末発売の新型OS、ウィンドウズ7の特徴は?

 ◇起動時間、動作を高速化 タッチパネルや地デジ機能も

 Q パソコンって、スイッチを入れてから起動するまで時間がかかるよね。何とかならないのかな。

 A 少し早くなるかもしれません。米マイクロソフト(MS)は、現行のパソコン用基本ソフト(OS=オペレーティングシステム)「ウィンドウズ・ビスタ」の後継ソフト「ウィンドウズ7(セブン)」を09年末に発売します。MSによると、起動時間はビスタの40秒から29秒に短縮されるそうです。

 Q そのうちビスタに買い替えようかと思っていたけど、もう代わっちゃうんだ。

 A 7は、1985年に米国で最初の「ウィンドウズ1・0」が発売されてから7代目のOSです。2007年1月に発売されたビスタは、高度な画像処理やセキュリティー機能が特徴ですが、その分、「動作が遅い」と不評でした。MSは7の開発に当たり、約200カ国、1100万人規模のユーザー調査を実施。ノートパソコンを屋外で快適に利用するにはどう設計すればいいかなどの観点で、動作に必要なメモリー容量を減らすなど効率化を徹底し、起動時間やプログラム処理時間を短くしたのです。

 Q 新機能はあるの?

 A 画面を指で触って操作する「タッチパネル」機能を搭載して、キーボードが苦手な人にも使いやすくしました。地上デジタル放送を視聴できる機能も標準装備しました。また、パソコンに保存した音楽や写真、動画などをネットワーク接続したテレビなどのAV機器で再生する機能もあります。いずれも、先ほどのユーザー調査で希望の多かった機能だそうです。

 Q みんな買い替えるかな?

 A 調査会社BCNによると、この不況にもかかわらず、パソコンの国内販売台数は低価格化を追い風に昨年8月以降、前年比2割以上増で推移しています。ただ、低価格化は、高機能志向が弱まっていることの反映とも言え「今のOSのままでいい」というユーザーも多そうです。メーカー側もかつての95やXPのような「買い替え特需」はあてこんでいません。とはいえ、「高速性や地デジ対応への関心はあるはず」(大手メーカー)との皮算用で、今冬のパソコン商戦に向け、7搭載の商品開発を急いでいます。(毎日新聞2009年5月25日付朝刊「質問なるほドリ」より転載)

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